Gitを使うときには、ユーザー名とメールアドレスを登録する必要がある。
登録しなくても、git add まではできるが、登録せずに、git commit -m "first commit" コマンドを実行すると、「あんた誰よ?」と怒られるw
※この画像はオプションの文字色が濃いグレーなので見えないが、commitコマンドにはメッセージを指定する -m が書かれている。
登録できるユーザー名とメールアドレスは2種類ある
登録できるアカウント(ユーザー名とメアド)は、グローバルとローカルの2種類ある。
グローバルアカウントは、Git全体で使われる、いわゆる「メイン」のユーザー名とメアドで、ローカルアカウントは、リポジトリ(プロジェクト)ごとに設定可能。
学習用などの用途で個人で使っている分には、あまり意識する必要はないが、仕事とプライベートで使い分けたいという場合などには、便利である。
グローバルアカウントの作成
グローバルアカウント作成コマンド
git config --global user.name "UserName" git config --global user.email EmailAddress
コマンドを実行すると、~/.gitconfig ができる。
※ ~/ はホームディレクトリの意味で、Windowsなら、C:\Users\ユーザー名のこと。
ファイルの中身は、
[user] name = UserName email = EmailAddress
となっていて、後から自由に編集可能。
ローカルアカウントの作成
アカウントを使い分ける必要がない場合は、ローカルアカウントを作成する必要はない。
グローバルアカウント作成時は、どのフォルダにいてもコマンドを実行可能だが、ローカルアカウントを作成する際は、該当するワークスペース(プロジェクト)まで cdコマンド 等で移動してから、下記のローカルアカウント作成コマンドを実行する。
git config --local user.name "UserName" git config --local user.email EmailAddress
コマンドを実行すると、ローカルリポジトリの下の config にユーザー名とメアドが登録される。
こちらも、グローバルと同様に、ファイルをそのまま編集してアカウントを変更することが可能。